「反転」で学力向上を DVD活用で自宅予習 篠山東中学校

2014年02月20日

 篠山東中学校 (赤井敏博校長) が今年度、 DVDなどを予習に活用する新しいスタイルの指導方法の研究に取り組んでいる。 自宅で予習した後、 学校で復習し、 さらに発展させていくという 「反転授業」 と呼ばれる方法で、 海外では普及が進んでいるが日本ではまだ途上。 本格導入させた場合は県内でも珍しい取り組みとなる。 赤井校長は、「反転授業を導入することで、 より効率よく学習することができる。 新年度以降も継続して研究を続け、 導入していければ」 と話している。

  「反転授業」 は、 生徒らが新しい学習内容を自宅で5―10分のDVDビデオを視聴して予習。 授業では復習に加え、 従来ならば宿題に出されていた課題に取り組み、 ビデオ授業で得た知識を応用して学習を進めるもの。
 授業で取り組む基礎の部分を短縮することで、 教師は生徒一人ひとりにより細かい対応ができたり、 まとめや考察の部分に時間を割くことができる。 また映像を視聴することが予習につながる手軽さや、 何度も繰り返して見ることができるという利点がある。
 同校によるとアメリカなどでいち早く導入が進んでおり、 学力の向上がみられるという。
 同校は今年度、 文部科学省の 「学力定着に関する調査研究」 の指定校。 以前から取り組んでいる小学校との連携の中で、 新年度に同校に入学してくる6年生を 「6・5年生」 とし、 「学力の定着と向上を目指した指導の研究」 をテーマに研究を進めてきた。
 その中で反転授業の存在を知り、 研究をスタート。 今月17日に同校に通うことになる城東、 福住、 大芋、 村雲の各小6年生37人を招いて研究授業を行った。
 児童たちには1月に行われた入学説明会の際に、 数学と英語の2教科について教諭が事前学習の内容を収録したDVDを渡し、 同日の授業では復習と応用を紹介。 大芋小の田口修大君は、 「DVDを見ていたので授業がわかりやすく、 楽しかった」 と話していた。
 今年度は研究段階のため、 小学生を対象としていたが、 次年度以降は中学生を対象に導入するために検討を加えていく。 またDVDだけでなく、 同校のホームページ上に映像を掲載する方式も取り組んでいくという。
 赤井校長は、「本格的に導入できれば確実に学力が上がると思う」 と期待。 井上敏昭教頭は、 「まだ手探りの状態で、 教諭の負担が増えたり、 DVD製作の時間がかさむなどの課題があるが、 研究を進めることで克服できるのでは」 と話していた。
 

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