宮城の剣士に竹刀を 中・高校剣道部が募金

2014年03月23日

 被災地の少年剣士に竹刀を―。 三田祥雲館高校の剣道部顧問、 髙槻浩之教諭 (39) =春日町黒井=が、 丹波地域の中・高校剣道部らに支援を呼びかけて集めたお金で竹刀を購入し、 宮城県気仙沼市の少年剣道チームに贈る。 髙槻教諭は、 24―26日に気仙沼市を訪問し、 同市で活動する少年剣道チームに手渡す予定。 「多くの生徒らが募金に協力してくれてありがたい。 今後も被災地への関心を持ち続けてほしい。 被災地の子どもたちには剣道を続けてもらい、 剣道を通して出会えることを祈っている」 と話している。

 集まった募金は13万5000円。 丹波地域では、 氷上、春日、市島中学校の剣道部、 篠山鳳鳴高校の剣道部が募金に協力した。 三田市の剣道団体らも呼びかけに応じた。 髙槻教諭は、 宮城県の剣道防具店に竹刀を45本注文しており、 気仙沼市の4つの少年剣道チームに手渡す。
 昨年3月、 髙槻教諭は、 三田祥雲館高校の生徒有志らと同市を訪問し、 海岸清掃などのボランティア活動を行ったほか、 体育館で現地の子どもたちと交流した。 その際、 同じ体育館で練習していた 「南気仙沼少年剣道会」の保護者、 小野寺裕恵さん (45) から、 市内で唯一の剣道防具店が津波で流され、 遠く離れた店へ剣道用品を買いに行っていることを聞いた。 同じ剣道関係者として、 何かできることはないかと考えた髙槻教諭は、 地元で募金を集めて被災地の少年剣士に竹刀を贈ることにした。
 募金に協力した氷上中剣道部顧問の今中清孝教諭 (48) は、 「剣道人口が減っている中で、 被災地の子どもたちに私たちの思いが届けば」 と話し、 森田悠斗主将は 「僕たちは練習できる環境が整っているけど、 被災地の人たちは練習場所や道具も不十分だと思う。 そんな人たちの役に立てるのはうれしい」 と話していた。
 

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