「笑顔と元気届けたい」 城東小児童ら東北被災地へ 8月29日

2013年08月28日

 城東小学校の児童や保護者らが8月29日―9月1日、 東日本大震災の被災地、 宮城県南三陸町へ赴き、 現地の小学生たちと交流を図る 「絆プロジェクト」を実施する。 震災から2年と半年。 同校では 「復興のシンボル」 と呼ばれるヒマワリの種を送るなど、 これまでもさまざまな形で被災地支援に取り組んできた。 初めて自分たちの目と心で被災地を体感することになる児童たちは、 少し緊張しながらも、 「交流を通して、 東北の友達たちに笑顔と元気を届けたい」 と意気込んでいる。

 プロジェクトには、 児童ら19人のほか、 西家幸男会長らPTA役員、 同校の塚本一男校長、 教諭らが参加する。
 29日夜にバスで篠山を出発。 30日に南三陸町立伊里前小学校に到着し、 同校の児童たちと昼食や授業を共にし、 夜には 「ボンファイア」 と呼ばれるいさりの火を囲んで交流する。
 また、 多くの町職員が命を落とした南三陸町防災対策庁舎や校舎が壊滅した戸倉小学校など、 被害を受けた地域の視察や、 追悼セレモニーなども予定。 現在も多くの人が生活を送る仮設住宅を訪問してあいさつをしたり、 篠山で育てたヒマワリの種まき、 缶バッジのプレゼントなども行う。
 プロジェクトのきっかけは、 震災発生直後に被災地へ支援に赴いた西家会長 (後川上) と副会長の山根茂博さん (曽地口)、 子供会会長の石田肇さん (後川下) が今年6月、 伊里前小を訪れたこと。 城東小では2年前、 西家会長らを通して、 ヒマワリをモチーフにした交通安全を呼びかける看板などを届けるなど交流を続けており、 今年の訪問時も看板と6年生がしたためたメッセージを届けていた。
 つながりを確かめる中で、 西家会長らが、 「命の尊さを感じることや震災の記憶を風化させないために、 城東の子どもたちにも被災地を訪れ、 現地の子どもたちと交流してほしい」 と計画。 伊里前小も受け入れに協力し、 プロジェクトを行うことになった。
 6年生の稲井朝子さん (後川奥) は、 「東日本大震災の学習を通して、 『当たり前のことができる幸せ』 と 『私たちにも何かできないか』 という思いを強く持った」 と言い、 「私たちにできることは、 東北の友達と楽しく交流して、 笑顔と元気を届けること。 南三陸町へ行き、 今できることを一生懸命してきたい」 と話す。
 西家会長は、 「被災者とのふれあいの中で、 人と人との絆や命の尊さを今一度、 子どもたちに考えさせられる機会になれば」 と期待し、 「被災地での不自由な生活の一端を体感して、 いかに自分たちが恵まれた環境の中で日々暮らしているかということを実感してくれたら」 と話している。
 

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