25年前の小豆島お遍路

2018年05月27日

 篠山市の細見夫妻が「多紀八十八ケ所巡拝順路」と記された地図を片手に、1年間かけて市内88ケ所札所すべてを巡ったという記事を今号篠山版に掲載した。取材をしていて、ふと25年前の記憶がよみがえった―。

 20歳の頃、バックパッカーに憧れていた。しかしサラリーマンだったため、長期間、旅に出るわけにもいかず、週末に有給休暇をプラスした3日間で小豆島八十八ヶ所霊場を一人で巡った。信仰心のかけらもなかった当時、スタンプラリーのノリだったように思う。テントや寝袋、携帯コンロなどキャンプ道具を70リットルのザックに詰め込み、夏の日差しの下を汗だくになって歩いたあの日が思い出される。寒霞渓や二十四の瞳の校舎など観光地に立ち寄っていると、結局数カ所を巡った程度でお遍路の旅が終わったと記憶している。

 細見夫妻が感じた「人の親切が身に染みる」を私も体感していた。冷たい飲み物を差し出してくれたり、扇風機のある軒下に招き入れてくれた人など。そんなことを思い返していると、もう一度あの日のように歩いてみたくなった。(太治庄三)

電子書籍 新刊情報

携帯でパチリ

美しい共演

(6月16日)

あなたも参加しよう

あなたも丹波新聞作りに参加しませんか? ツイッターでは、丹波の出来事にハッシュタグ「#tanba」をつけてツイートして下さい。トップページでツイートを拾っています。
QR「携帯でパチリ」への応募作品は。本誌上でも紹介いたします。掲載用ニックネーム、お名前、タイトルを併記して、丹波新聞社までメールしてください。