あと一年の平成

2018年05月13日

 来年の今頃は今上天皇が退位され、元号が新しくなっている。このところ、昭和や平成を回顧するドキュメンタリーや歌番組が目立つ。子どもの頃、四月二十九日が天皇誕生日、三日の憲法記念日、五日の子どもの日と続く連休はとても楽しみだった。

 一九八九年、昭和天皇が崩御されたあと、四月二十九日は「みどりの日」に制定された。植物学に造詣の深かった陛下に因んだ命名。その後、二〇〇七年に「昭和の日」と改定され、「みどりの日」は五月四日に変更。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」というのが「昭和の日」の趣旨だとか。

 今上天皇の誕生日は十二月二十三日、クリスマスイヴの前日なので、前倒ししてパーティなどを楽しむ人も多い。再来年からは二月二十三日が、新しい天皇誕生日になりそうだ。

 天皇誕生日の祝日は明治時代にもあった。十一月三日で、当時の呼び名は「天長節」。昭和二年に「日本の新しい礎を築いた明治天皇の功績を後世に伝えたい」と「明治節」と制定された。昭和二十二年、GHQの天皇と国民の繋がりを排除するという考えによって「明治節」は廃止。しかし同じ日を「文化の日」と呼ぶならば良いということになった。

 明治、大正、昭和のうち、大正天皇の誕生日だけが残っていない。大正時代は十五年間で、短かかったからだとか、あまり変化がなかったからだとか言われるが、少しお気の毒な気もする。平成生まれが早三十代、つくづく昭和も遠くなった。

電子書籍 新刊情報

携帯でパチリ

美しい共演

(6月16日)

あなたも参加しよう

あなたも丹波新聞作りに参加しませんか? ツイッターでは、丹波の出来事にハッシュタグ「#tanba」をつけてツイートして下さい。トップページでツイートを拾っています。
QR「携帯でパチリ」への応募作品は。本誌上でも紹介いたします。掲載用ニックネーム、お名前、タイトルを併記して、丹波新聞社までメールしてください。