贅沢な田舎あるある♪

2018年04月26日

 丹波に移住した頃、春先には畑に水仙が並び、暖かくなるとチューリップやムスカリが彩りを添え、見事だなと思うと同時に、なぜ畑で花を植えるんだろうと不思議に思っていた。畑は野菜や果物を育てる場所で、水仙やチューリップ、ヒマワリ、菊やユリは花壇で育て愛でるものと勝手な思い込みを持っていた。

 さて4年前、小さいながら家を建てるにあたり土地を購入。農業をしていながら持ち家が無く、農地を購入し、宅地に転用することが出来た。その結果、私たちには小さいながらも過分な土地を持つことに。家の裏には育苗ハウスやトラクターなどの機械を置く小さな倉庫ハウスが置けた。そして家庭菜園には十分過ぎる広い畑も。でも、ブルーベリー畑を含めば畑は150アールあり、父ちゃんが野菜を作っている。つまり野菜畑は不要。だから「家の裏の畑を好きなように使って良いよ」と父ちゃんが言っても「え~べつに要らんし。しかも何植えたらええんよ」と。

 結局、「秋に玉ねぎ苗を広げるからそれまでに終わるもん」の条件のもと、一面の赤紫蘇と青紫蘇畑にし、その横にヒマワリと千日紅、ポンポンダリアの可愛い花を植えた。「そっか!そういう事か」雑草を生やすより可愛い花を愛でる。青紫蘇は料理に、赤紫蘇は夏場の水分補給に、紫蘇ジュースにたっぷり使える。摘み取り園のお客さんにも紫蘇をあげられる♪って、もしかして、これって田舎あるあるの贅沢な畑の使い方かもと、15年目にして気づいたのであった。
(古谷暁子・ブルーベリー農家)

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