花粉症と黄砂

2018年04月22日

 夫はここ数年、花粉の飛散する季節になると、海外(主にバリ島)へ四週間ほど避難していた。ところが、今年は一向にその気配がない。「どうしたの、飛行機取れないの?」と聞くと「最近は、僕が留守の時に限って、君が怪我したり体調崩すので、今年は見送る」との返事。確かに昨年は二度ほどそういうことがあったけれど、こちらとしては「亭主元気で留守がいい」を満喫していたのにと、少しがっかり。

 でも、発症する前からアレルギーの薬を服用していたにもかかわらず、いつもよりひどい。さらに春一番のあと、黄砂が来はじめて悪化。「こんなことならやっぱり脱出すべきだった、来年は絶対に行くぞ」とため息。「ぐずぐずしている夫がいるのもうっとうしい」とは、言わないが「はいどうぞお出かけ下さいよ」と返事。三月の急上昇の気温もいけなかったようだ。

 さて、花粉症は元々杉や檜からではなく、一九六〇年代、アメリカから入ってきたブタクサが最初。続いて戦後の資材供給のための杉・檜の植林が原因に。雑木から針葉樹に植えかえられた土壌は大雨にもろく、多くの災害をもたらした。

 一方、黄砂は古来より中国北西部やモンゴルの砂漠から、三月から五月ころまで吹き上げられて日本まで届くもの。黄砂の別称、俳句の季語でもある「霾(つちふる)」というタヌキに似た字は、空一面に立ち込める黄色い埃を怪奇現象と捉えて作られた漢字であるとか。それに日本語の「つちふる」を読み仮名として当てた。花粉と黄砂、早くおさまって欲しいものだ。

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